鹿嶋今昔物語
~ここから鹿島神宮へのアクセスが簡単になりました~
昭和7年6月10日参拝の印が押してあるハガキ
ミニ博物館ココシカさんからの提供の写真のハガキです。
神宮橋は現在より少し下流の場所に昭和5年(1930)に架けられました。
昭和7年に参拝したという印が押してあるので、そのできたばかりの神宮橋と推測できます。
当時の神宮橋の長さは540間(約930m)当時としては巨大な橋となりました。
橋のたもとには灯篭が立ち並びとても風情があり、観光客に人気だったそうです。
昭和30年代に入ると車での移動文化が発展し、交通量が増大、また橋脚の痛みも激しかったことから2代目の神宮橋は現在の場所に開通し、初代の神宮橋は役目を終えました。
しかし、役目を終えた神宮橋でしたが昭和60年までは橋の取り壊しは行われず、使用しなくなってから約25年間その姿の一部を見ることが出来たそうです。
今の風景に引き繋がれる懐かしい風景です。
ミニ博物館ココシカ
昭和7年のできたばかりの初代神宮橋
~ここから鹿島神宮へのアクセスが簡単になりました~
昭和29年の鹿島神宮参道商店街とバス
~オシャレな形のバスが走っていました~
大正期の鹿島神宮大鳥居前の参道商店街
~参宮への交通が整備されてきた頃の鹿島神宮前の風景~